従業員の3つの欲求を知ろう

米の心理学者クレイトン・アルダファーの
「ERG理論」について取り上げます。


「ERG理論」は
職務満足や働くモチベーションは

生存欲求 (Existence)
関係欲求 (Relatendness)
成長欲求 (Growth)

の3つの欲求からなるというもの。



身近な職場で3つの欲求について
考えてみましょう。


会社を辞めていく多くの人から
その理由を伺うと・・

給料が不満足
職場の人間関係が嫌
将来に希望が持てない　など

実はこの3つの欲求に関連することが
主なんです。


ということは、

モチベーションを持ち
高いパフォーマンスを発揮してもらう
ためには

経営者とリーダーは
この3つの欲求を理解して
満足させるようにしていくことが
とても大事と言えます。



実際のところ、
御社の従業員は3つの欲求について
どの程度満足しているでしょうか？



生存欲求は

安心、安全に生きたい欲求。
職場では労働環境や賃金

環境整備、明解な就業規則は
整える必要がありますね。

暗い、汚い、給料の不安は論外



関係欲求は

周囲と良好な関係を築き認められたい欲求。

人間関係は基より
一体感、協力体制、健全な仲間意識

パワハラ、セクハラ、モラハラは罪悪



成長欲求は

能力を上げたい。
更なる可能性を求めたい欲求。

挑戦、創造的な取り組み
次元の高い貢献意識　など

マンネリ、機会的労働、思考停止の排除



もし、
1つでも不安要素があるならば
早急に対処していくことが望ましいです。


厳しい言い方をすると

この3つの欲求について不理解で
後回しにしている会社に
優秀な社員は絶対に来ませんし、
育ちません。

仮にポテンシャルが高い社員が
いたとしても、
近いうちに辞めるか腐るかです。


そんな会社が成長するわけないのです。



春を前にして
社内における3つの欲求について考え
新たなる一歩を踏み出す機会に
してもらえたらと思います。



最後までお読みくださりありがとうございます。