部下に任せられないジレンマ

部下を持つリーダーは必ず
次のジレンマに遭遇します。

それは・・

「自分がやった方が早い」

です。


リーダーが仕事を抱え込み
一杯一杯になってしまい

リーダーとしてやるべきことが
できない。


御社でもこんなケースを
目にしませんか。


部下に仕事を任せれば良いのに
と思うのですが

「部下に任せると時間が掛かる」
「部下にはまだ無理だ」
「顧客の手前、私がやらないと」

とお決まりの言い訳がでます。


厳しい言い方をすれば
部下に仕事を任せられない
リーダーは成長しません。

なぜかといえば

いつまでも同じ仕事をしている
部下を育成できない

からです。

これではリーダー失格ですね。


簡単なことではありませんが、
このジレンマを乗り越えることに
リーダーとしての進化があると言えます。


では、どう対処したらよいでしょうか。


成功したリーダーの行動を
整理すると次の共通項が分かりました。


1．部下に任せると決めること

2．部下に任せると
自分がやったときに比べて
劣ることを覚悟すること

3．部下に任せることは
自分が楽をすることでなく
部下の育成だと思うこと


そして、
あるリーダーは
仕事を任せることを
部下とともに目標設定して
自らも一緒に取り組んだそうです。

その結果、数年後には
リーダー、部下ともに
スピード昇進されたそうです。


このジレンマを乗り越えることは
リーダーの職務であり、
リーダーと部下双方の
成長の機会だと自覚してもらう
ことが大切ですね。


最後までお読みくださりありがとうございます。