会社を成長させる思考法

経営者と議論を重ねると
気づきがとても多いです。
そこで、
前回の記事「会社に定義を変える」
をお届けしたわけです。

今回も、経営者との議論の中で
会社を成長させる思考と
停滞させる思考があることが
わかりましたので
参考にしていただきたいと思っています。


それは、実はシンプルなことで
次のあげる5つ項目を明確にしていく
ことなんです。

その5つとは・・

1．ゴールイメージ
2．現状
3．課題点
4，対策
5，スケジュール


なんだ、これだけ？

と思ったかもしれませんが、
この5つの項目を具体的に挙げて
整理することが、とっても大切なんです。


1．ゴールイメージとは
目標を達成したときの状態
または、これを行う目的です。


2．現状を明確にできない方が意外と多いです。

やりたいことが先に思い立ってしまい
「今、何がおこっているのか」「何が問題なのか」
が曖昧のままになってしまいます。

さらには、思い込みや決めつけで
事実に基づいていないことも
少なくありません。

きちんとファクトレベルで
現状をあきらかにすることです。


3．課題とは、ゴールイメージを達成するのに
問題や障害になること。
その原因まで言及したいですね。


4．対策は、上記の課題を解決するための
方策になっていることが大事です。

時々、やりたいことが優先されて
課題解決につながっていないことがあります。


5．スケジュールは、対策の優先順位や
期限を設定することです。
さらには、「誰がやるのか」まで
明確になるとさらによいです。


いかがでしょうか。


私はコーチとして
経営者とセッションする際には
この5つの項目をより具体的に
聞き出すようにしています。

私の問いに対して
明確に答えることができる経営者は、
当然のことながら
会社を成長させています。


何か新しい取り組みをされる際は
今回ご紹介した5つの項目を
自分なりに整理されるとよいと思います。


参考にしてください。



最後までお読みくださりありがとうございます。