集団の質を高めよう！

セミナーのなかで、
「集団の質」を高めることの重要性を説いています。

人が集まるのが集団ですが、
そこには「質」があると思うのです。

チームワークが機能して
力を合わせて取り組んでいる集団は
質が高いでしょうし、

モチベーションが低く、
指示待ち指向が強い集団は
質が低いと言えます。


セミナーの受講生の方々には
どうすれば自分の職場の「集団の質」が
高まるかを考えてもらいます。

職場によって状況は様々ですので
多様な意見が出てきますが、

今回は、その意見交換の中から
「集団の質」を高める
基本プロセスをお伝えしようと思います。


1．基本的姿勢

メンバーの立場はそれぞれだが、
皆一人の人間として尊重すること。


2．それぞれの価値観を知る

ひとり一人の思考と行動の基となる
「価値観」を明らかにして共有する

その時気をつけるべきは
正しい「価値観」、間違った「価値観」という
考えは持たないことです。
どんな「価値観」であれ尊重します。


3．チームの目的と目標を再確認し
チームが大切とする「チームの価値観」を決める。

「チームの価値観」は
協働においてもっとも優先すべき「価値観」です。

それをチームメンバーが意見を出し合い
全員承認で決定します。


4．各人がチームの目的達成・目標達成のために
できることを決め発表する。

「チームの価値観」はその状況によって変化します。
そのため、不変ではありません。
タイミングを観てこのワークを繰り返し行います。


さらに、
チームの目的達成・目標達成に向けて

タイムリーな「対話」や時には業務と離れたレクリエーション
を織り込むことで

「集団の質」は高まり
メンバーの成長スピードは格段に上がることでしょう。


職場の「集団の質」を高めたいと思っていたら、
このプロセスを参考にしてください。



最後までお読みくださりありがとうございます。