人間性は変えられるか？

先月の記事で、尊敬される上司の特徴として

「人柄が信頼できる」

が最も多い意見であるとお伝えしました。

すると、ある研修受講生の方から
次のような発言がでました。

「人柄や人間性が大切なのはわけるけど
変えられるものではない」と


確かに、人柄や人間性を本当に
変えることができるかと言われれば、
簡単なことではないです。

持って生まれた要素、遺伝的な要素が
大きく影響しそうですから

変えられない

と言ったほうが正しいとも言えます。

しかし、
我々上司側が部下との関係の中で
取り上げる人柄や人間性は

生物学的な話しではなく、
印象や感触といった要素だと思うです。

普段の中で、
人柄や人間性をどのようなところで
感じるかといえば、


例えば

物の言い方
接し方
表情
口癖　など

恐らくこのようなことではないでしょうか。

相手は、このようなことから
その人の人柄や人間性を観ている
と言って良いと思います。

そうであれば、

自分の

物の言い方
人との接し方
表情
口癖　が

相手に不快な思いをさせてないか。
立場ではなく、人間同士の関わりとして健全か。
状況や場面において適切か。

を気をつけることです。


これって、人としてとっても大切なことですよね。


厳しい見方をすると
これらを気をつけられない人というのは

「人間として問題がある」

と思われてしまいます。


私は、多くの上司たちと接してきて常々思うのは、
差が出るポイントは、難しくレベルが高いことではなく、

「人として当たり前のことをきちんとしているか。」

ということ。


恐らく、この記事をお読みのあなたは
問題はないと思いますが

振り返り反省する機会をもっていただければ
さらに磨きが掛かると思います。


最後までお読みくださりありがとうございます。