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本業で正面突破する方法


これまで関わってきた企業で
新規事業に取り組まれた先は
多くありました。

新規事業の展開はとても大事なことです。

とはいえ、

全く儲けがない
途中で頓挫してしまった
投資はドブに捨てたも同然

というように失敗してしまう
ケースを多く目にしてきました。

新規事業はある意味で賭けの
要素はあるように思えますが

多くの失敗例を振り返ると
共通の問題点が見えてきたのです。


それは・・・次の2点


1.本業のマイナス分を
新規事業でカバーしようとした

2.上手い儲け話しになびき
本業と全く関係のない事業に手を出した

大概がこの両方か、
またはどちらかでした。

建設業が焼き肉屋を始めた
建設業がコインランドリーを始めた
冠婚葬祭業がスーパー銭湯を始めた
ガソリンスタンドがハワイの不動産業を始めた
経営コンサルが携帯電話の販売を始めた


おそらく、どの事業も
他社で成功した事例があったのでしょう。

でも、よく考えてみれば

永くやってきた本業で上手くいかないのに
素人同然の事業に手を出して
上手くいくはずがありません。

結局のところ
ある会社は事業を売却
ある会社はベテラン社員をリストラ
ある会社は倒産

何かが違うよなぁと
思えてなりません。


新規事業を展開することが
悪いのではありません。


新規事業が現実逃避になってはいけない

のだと思うのです。


本業のケリは本業でつける


現実逃避をする前に
自社の武器を再確認しましょう。

そのための問いを用意しました。

ぜひ、自問自答してみましょう。
きっと気づきがあるはずです。

1.当社はどんな優れた価値を
提供しているのか?

2.似たような会社が多くあるなかで
顧客が当社を選ぶのはどんな違いがあるからか?

3.その違いによって顧客は
どんなメリットがあるのか?

4.顧客が「これはありがたい!」
と思えるような意外性のあるメリットはあるのか?


いかがでしょうか。


まずは本業について
この問いを考えてみましょう。


もちろんですが
新規事業においても同様です。


最後までお読みくださりありがとうございます。
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