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意識が変わったかどうか、どこでわかる?

今年の緊急事態宣言の報道を
聞いていて
とても違和感を感じることがあります。

政府や専門家が次のように言います。
「国民一人一人に意識を変えてもらいたい」

言わんとしてることはよく理解できます。

しかし、
意識が変わったかどうかは何で判断するのか

どうしてもそこが疑問に思ってしまうのです。


多くの経営者と社内の変革について
話しているときも同様のことが起きます。

「まずは社員の意識改革が必要だ」

このフレーズがよく出ます。


意識改革ができているか
できてないかは
何で判断するのか?

もしくは、その基準は何か?


意識改革が上手くいくケースと
失敗するケースの違いは
この境目や基準を
明確にしているかどうかです。


では、実際のところ

意識が変わったとわかる
境目や基準ははどこにあるのでしょうか。


意識というのは、
目に見えるものではありません。

意識が行動にあらわれて
始めてわかるものです。

だから、
人は行動をみて、
その人の意識を判断しています。

この場合
意識改革 ⇒ 行動改革

と言うべきです。


さらに、


意識=抽象的、目に見えない
行動=具体的、目に見える


だから、指示を出す場合は

どのような行動をすればよいか
どのような行動を求めているか

を相手が実践できるように
具体化しなければならないのです。


指示に具体性が欠けていれば
指示を受けた側が
自分で判断しなければなりません。


すると
人によって捉え方が違ったり
指示発信側の思っていることと
ズレてしまうことが多発します。

私は、そのような現場を
再三見てきました。



意識改革を求めるならば
「意識を変えよう」
と何百回叫んでもダメ

そうではなく
求める行動を具体的に示すこと

誰が聞いても
自分は何をすればよいかがわかる
そんな内容や表現に気をつけること
が大切なのです。



コロナの緊急事態宣言では

「不要不急の外出自粛」
「三密回避」

と言われます。


わかるのですが、


「不要不急」って何?


今更、不要不急を承知で
外出している人なんていませんよね。

にもかかわらず
街の人出が減らない!

なんて報道されても
どうなんだろうか???

と疑問に思ってしまいます。


コロナ感染拡大については
本当になんとかしなければなりませんが、


社内の改革においては

「意識改革」の重要性を
説くのとあわせて、

その分かれ目となる行動を
より具体的に示すことを強く推奨します。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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