Infomation お知らせ

Infomation

HOME//お知らせ//目指すのは一人前ではなく一流

ブログ

目指すのは一人前ではなく一流

ある経営者から相談を受けました。

入社3年から5年くらいで
転職してしまう社員が多いとのこと。

その社長は
「去る者をは追わず」

と強がりながらも

「本当はこれからを期待してるのに・・・」

と寂しそうな顔をしていました。

その会社では、
採用してしばらくは
先輩社員がペアで付いて指導
3年目から一人で担当するように
育成しているようです。

指導自体は熱心に行っているようですが、
なぜか退職者が出てしまう。

なんとかデキないかと思い、
先輩社員とこの件でミーティングを
持ちました。

次ような様々な意見がでました。

ウェブでは転職情報が溢れているから。
キャリアのステップアップを考えるから。
3年目位になると「できている」感をもつから。

などなど

私は全てが要因だと思いましたが、
もっとも気になったのは

「できている」感

3年指導を受ければ
ひととおりの事は覚えます。

そして、ある程度の仕事は
こなせるようになるでしょう。

そこそこ「一人前」にはなれるのです。

きっと、自分はもう大丈夫と
思ってしまうのでしょうか。

でも

世の中そんなに甘くない!

「一人前」と「一流」は違う

本当に価値があるのは「一流」

「一流」でなければ世間に認められない。

と強く言いたいです。

同業者に転職するのなら、
「一人前」であるのは最低条件

しかし、
本当に戦力となるのは
「一人前」ではなく「一流」の人材

「一人前」で「できている」感の人は
余所にいっても
所詮、会社の扶養家族

相談された社長と
その会社の先輩社員には

育成のゴールを「一人前」ではなく
「一流」を目指すように
アドバイスしました。

つまり、
「一人前」は通過点でしかないと。

しばらくすると、変化が起きました。

育成において
業務を覚えさせるだけでなく

各人の強みを探る
そして、何を武器にして
自分に価値をつけるか

真剣に考えさせるようになりました。

最近は退職者はめっきり減りました。

それだけでなく
会社全体に緊張感が増し、
仕事の質もアップしているように感じます。

御社も社員に対して
「一人前」で安住させないで
「一流」を目指すように
仕向けてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みくださりありがとうございます。
SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧