計画通りにいかない時、あなたの組織はどう動くか？

「なんで、うまくいかないんだ？」
「結果が出ない原因は何だ？」
「誰の責任だ？」

こんなことを言ったり、
言われたりした経験はありませんか？

物事が計画通りに進まない。
予定していた結果が出ない。
そんな場面でよく聞くセリフです。

私は
「集団の質をいかに高めるか」
について様々な観点から考察を続けています。

そして気づいたのは、
集団の質は、うまくいかない時こそ問われる
ということです。

「なんで、うまくいかないんだ？」
「結果が出ない原因は何だ？」
「誰の責任だ？」

原因を探ること自体は大切です。

しかし、
質の高い集団はそこに留まりません。

彼らは次のように問いかけます。

「そこから何を学んだか？」
「今すぐできることは何だ？」
「次回からはどうする？」

最大の違いは「スピード感」です。

質の高い集団は、
最初から全てを計画通りに
進めようとは考えていません。

常に「仮説と検証の繰り返し」
を基本としており、
うまくいかないことがあっても、
それ自体を問題視しません。

重要なのは、
そこから何を学び、
次の一手をどうするか。

この姿勢が、
学習する組織をつくる根幹です。


一方で、質の高くない集団は、
「計画通りに進めること」
そのものを目的化してしまいます。

そのため、
少しでも予定が狂うと大騒ぎになり、
「なんとか元に戻そう」
と必死になります。

この姿勢では、
いつまでも「予定調和の世界」から
抜け出せません。

その結果、
飛び抜けた人材や新しい発想は
生まれにくくなります。

もしあなたが、
自社の「集団の質」を高め、
より良い結果を出したいと願うなら、
まずは予定調和の域から脱することが大切です。

そのために意識すべきは次の3点です。
• 仮説と検証を繰り返す
• 計画や結果に固執しすぎない
• どんな状況からも学び、次の一手に生かす

うまくいかない時こそ、
これらを意識できるかどうかで、
結果は大きく変わります。

その経験が、
次の成果を生む原動力になるはずです。

きっと！

最後までお読みいただき、ありがとうございました。