未来肯定の質問は効果的
以前に部下の外発的動機付けから
内発的動機付けへ変化させる
「エンハンシング効果」を
ご紹介したことがありました。
このテーマについて
先日あるリーダーから相談を
受けたのです。
「エンハンシング効果を意識して
部下の内発的動機付けが
生じるように対話をしていますが
上手くいきません」と
このリーダーは努力家で
部下への向き合い方を工夫され
部下からの評価もとても高いのです。
詳しく話しを伺うと
以前は、部下が仕事でミスをした際に
「なぜ、こんな間違いをしたんだ?」
「こんなミスが続いたらどうなるかわかるか?」
という対応を繰り返していたそうです。
このままではマズいと思い
対応を次のように変えたのです。
「今回のミスから何を学んだ?」
私はとても素晴らしいと思ったので
「何が問題なのですか?」
と尋ねると
「以前に比べれば部下との対話が
できるようになりましたが、
私は部下にもっと主体性を
もってもらいたいのです」
と言うのです。
このようなケースでは
どうしたらよいと考えますか?
そこで、私はリーダーが部下へ
された質問を整理してみました。
以前の
「なぜ、こんな間違いをしたんだ?」
これは、「過去否定」の質問
「こんなミスが続いたらどうなるかわかるか?」
これは、「未来否定」の質問
やはり「否定」の質問では
内発的動機付けにつながりにくいですよね。。
そして、今回された
「今回のミスから何を学んだ?」
これは、「過去肯定」の質問
「肯定」の質問は効果的です。
ここでさらに良くなってもらうために
次の提案をしました。
それは、
「未来肯定」の質問
「未来肯定」の質問とは
「今後、どうしたらミスを防げると思うか?」
「今後、ミスを減らし効率化するには何が必要か?」
などです。
するとこのリーダーは
「これまでの私は間違ってはいなかったのですね。
次の一手がイメージできました」
と言ってスッキリした顔で
その場を後にされました。
リーダーが「未来肯定」の質問を
多く遣うようになると
部下も未来を肯定的に考えるようになり
内発的動機付けにつながります。
参考にしていただければと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
内発的動機付けへ変化させる
「エンハンシング効果」を
ご紹介したことがありました。
このテーマについて
先日あるリーダーから相談を
受けたのです。
「エンハンシング効果を意識して
部下の内発的動機付けが
生じるように対話をしていますが
上手くいきません」と
このリーダーは努力家で
部下への向き合い方を工夫され
部下からの評価もとても高いのです。
詳しく話しを伺うと
以前は、部下が仕事でミスをした際に
「なぜ、こんな間違いをしたんだ?」
「こんなミスが続いたらどうなるかわかるか?」
という対応を繰り返していたそうです。
このままではマズいと思い
対応を次のように変えたのです。
「今回のミスから何を学んだ?」
私はとても素晴らしいと思ったので
「何が問題なのですか?」
と尋ねると
「以前に比べれば部下との対話が
できるようになりましたが、
私は部下にもっと主体性を
もってもらいたいのです」
と言うのです。
このようなケースでは
どうしたらよいと考えますか?
そこで、私はリーダーが部下へ
された質問を整理してみました。
以前の
「なぜ、こんな間違いをしたんだ?」
これは、「過去否定」の質問
「こんなミスが続いたらどうなるかわかるか?」
これは、「未来否定」の質問
やはり「否定」の質問では
内発的動機付けにつながりにくいですよね。。
そして、今回された
「今回のミスから何を学んだ?」
これは、「過去肯定」の質問
「肯定」の質問は効果的です。
ここでさらに良くなってもらうために
次の提案をしました。
それは、
「未来肯定」の質問
「未来肯定」の質問とは
「今後、どうしたらミスを防げると思うか?」
「今後、ミスを減らし効率化するには何が必要か?」
などです。
するとこのリーダーは
「これまでの私は間違ってはいなかったのですね。
次の一手がイメージできました」
と言ってスッキリした顔で
その場を後にされました。
リーダーが「未来肯定」の質問を
多く遣うようになると
部下も未来を肯定的に考えるようになり
内発的動機付けにつながります。
参考にしていただければと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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