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内発的動機付けが生じる要素

先日ある企業のメンバーとの
ミーティングでのこと

「どんな時に内発的動機付けが生じますか?」

と問いかけをして意見を求めてみました。

様々な意見がでたのですが、
まとめると次のように集約できました。

・ある程度の難易度の目標であった
・自分が成し遂げたという達成感がある
・社会的意義を感じられる
・裁量が与えられている
・成長や手応えを感じられる

これはとても参考になる意見だと思うのです。


動機付けについて調べてみると
「職務特性モデル」
というものがありました。

これは、米国ハーバード大学の心理学者の
ハックマン氏とオルダム氏によって提唱された

「仕事の特性が人のやる気を左右し、
核心的な仕事に従事するほど、
モチベーションが上がりやすいことを説明した理論」
なんです。

ちょっと難しい表現ですが
内容はモチベーションを高める重要な
5つの要素を言っています。

1.技能多様性⇒多様なスキルが求められる
2.タスク完結性⇒一貫して携われる、達成感
3.タスク重要性⇒仕事に意義ややりがいがある
4.自律性⇒裁量がある
5.フィードバック⇒成果・手応えを感じる


つまり、先に紹介したメンバーからの意見は
この「職務特性モデル」で言っていることと
ほぼ同じなんです。

ということは、

リーダーは部下に仕事を任せるときに
この5つの要素は頭に入れておいた方が
よいと言うわけです。

おそらく、その積み重ねが
部下の内発的動機付けにつながるはずです。


最後までお読みくださりありがとうございます。

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