達成基準の高さと心理的安全性の関係

御社の目指す目標の達成基準は
高いでしょうか？
それとも低いでしょうか？

また、職場の心理的安全性は
どうでしょうか？

今回は、
達成基準の高さと職場の心理的安全性の
関係について考えたいと思います。

達成基準が高く
心理的安全性も高いと
高い学習性とパフォーマンスを
発揮できますが、

達成基準が高く
心理的安全性が低いと
みんなが不安を抱えます。

達成基準が低く
心理的安全性が高いと
ぬるま湯傾向になり

達成基準が低く
心理的安全性も低いと
無関心でバラバラな集団になります。


ということは・・

高い基準を目指すのであれば
心理的安全性の高さが
とても大切な要素となるのです。

心理的安全性が低いと
高い目標に対して
学習して高いパフォーマンスを
発揮するどころではありません。

メンバーは次の4つの
いずれかの不安を抱えてしまうのです。

・無知への不安
　　こんなことも知らないのか！
・無能への不安
　　こんなこともできないのか！
・否定への不安
　　お前は間違っている！
・邪魔への不安
　　お前なんかいらない！


不安を抱えると
人は内向きの思考が強くなり
自己防衛の本能が働きます。

昨今、不祥事で話題になった
〇ッ〇モーター社の諸問題
などは

高い達成基準にも関わらず
心理的安全性が低いことで
未達成時の制裁の恐怖に怯え
不安を抱えて自己防衛に

よって
不正をしてまで誤魔化すことが常習化


怖いですね。


もし、
御社の目標の達成基準が高いもので
あるならば、

職場の心理的安全性について
点検してみた方がよいでしょう。


最後までお読みくださりありがとうございます。