置かれた状況でリーダーシップを発揮する

ひとり一人が発揮する
リーダーシップを意識していると
様々なポイントが観えてきます。


御社でも・・

新しいことを始めようとしたり
新たなやり方に改めようとすると

これまでの社員から
抵抗や反対される
なんてことありますよね。


人は新たなことに対しては

現状維持バイアス

が働いてしまうので、
変化に対して抵抗する気持ちが
沸いてしまうものです。

さらには

これまで当事者として
関わってきた人たちにすれば
これまでのやり方を改めることに対して

自分たちが否定されている

というネガティブな認識を
もってしまうものです。



ある会社のミーティングで
正に新旧の対決のような場に
なってしまうことがありました。

若手は
「これまでのやり方ではダメだから
新しいやり方をするべきだ」

ベテランは
「今までずっとこのやり方で
やってきたんだ。
俺たちを否定するのか！」


しばらくこんなやり取りが繰り返され
お互いが相手を非難する空気に。
最悪の状態になっていました。


そんな中

若手の一人から
空気を一変する
次の発言が出ました。

「先輩達のやり方は
その時の最善を考え抜いて
編み出されたものだと思っています。
素晴らしいです。

この努力があったからこそ
今日があるのは間違いないです。

だからこそ、

ここで考えるべきは
今は何が最善か
ということだと思います」


この発言を受けたベテラン社員は
納得したのか
これまでの態度を一変

若手社員と一緒に
「今の最善」について
議論をするようになりました。


私はこの若手の発言を聞いて

彼は自分の置かれた状況で
リーダーシップを発揮している
良い例だと思いました。


大切なことは

自分の立場がどうであれ
置かれた状況で
リーダーシップを発揮すること。


彼は実践してくれました。



最後までお読みくださりありがとうございます。