他者へ健全な興味を持つ

ひとり一人が発揮する
リーダーシップについての議論から
様々な課題が抽出されます。

ある企業で
コミュニケーションについて
研修をしている時のことです。

「私は他人に興味がないんですよ」

とつぶやいた上司がいました。

それを聞いた私は
これは問題だと思い

その上司に
「今後、他人に興味が無いなんて
絶対に言ってはダメですよ」

と伝えました。


今回のコミュニケーション研修の
真の狙いは

「部下の育成」

そのために
上司と部下の双方の
コミュニケーションの質を
高めることでした。


この上司は、
どちらかとうと真面目タイプ
悪く言うと融通が利かない。

彼なりには部下の指導を
しているようですが、
あまり成果がなく

部下からも
この上司とどのように
関わったら良いかわからず
関係性は希薄のようです。



残念ながら

「他人に興味がない」

という上司の発言は
幼稚と言わざるおえません。

幼稚な上司では
部下を育成することは難しいです。

まずは、
上司が人間的に成長することが必須です。


ここで

「他者に対する興味」

について考えてみようと思います。


本来、人は自分が一番で
自分のことに最も興味がある

だから、
何も考えずに生きている人は
自分のことしか興味がありません。


人の上に立つ上司は
努めて他者へ健全な興味を
向けることは大切です。


それによって
部下の成長と仕事の成果に
差が出ると言っていいでしょう。

まず、興味を持って
相手の話に耳を傾ける

ここから始めていただきたい。


ひとり一人がリーダーシップを
発揮するには
周囲との良好なコミュニケーションは
不可欠です。

そのためにも
他者に健全な興味を持つことを
基本にしていただきたいですね。


最後までお読みくださりありがとうございます。