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退職理由の8割は会社への不満だった

ひとり一人が発揮する
リーダーシップについての
議論が広がりをみせています。

ある経営者から

「採用はさらに難しくなっているうえ
退職者は後を絶たない」

という発言がありました。

多くの経営者が同感されました。

採用募集をしても
応募がない。
応募があってもろくな人でない。

一方で社内には
離職予備軍が控えている。

そんな厳しい状況になっているようです。


御社の状況はいかがでしょうか。


採用難の時代では、
採用を考える前に
退職する社員を減らすことに
注目する必要があると思っています。

「去る者追わず」

といった潔さだけでは解決しない
と言えます。


あるデータでは
退職者の理由の79.8%が
「会社への不満」だそうです。


退職者にその理由を聞けば・・

キャリアアップ
生活の都合 

などを挙げるのですが、
本音では「会社への不満」を
抱えていると考えるべきなんです。


不満の中身は・・

上司との関係、同僚との関係
労働環境、条件

が上位に来ます。

そして、注目したいのは
目の前の状況に不満がある
というよりも

「この先も変わらない」

と思ってしまうこと。


社員が会社を辞めようと
思ってしまうトリガーは

「この会社は、
この先も変わらないな」

という判断です。


「この先も変わらない」

と判断してしまう要因は

「これまでの状況+今の状況」

です。

例えば、

代わり映えのしない会議
魅力的と思えない上司
意見を否定される雰囲気
放置される問題社員
一部の社員への過剰負荷
後ろ向きな風土

さらに
変わらないオフィス環境
古いままの設備

こういったことを
放置しているから

残って欲しい社員が去っていく 

ことが後を絶たないのです。


今やらなければならないことは

「未来展望+目の前の変化」

だと思います。


希望ある未来がイメージできる
そして、
変化を感じる状況を
作り出していくことは必須です。

それを目指すと
今いる社員は会社を
魅力的に思えるでしょう。

そして、
求職者からも魅力的な会社に
みえるでしょう。


簡単ではありませんが、

採用難の時代だからこそ
「未来展望+目の前の変化」
を考えて頂きたいと思うのです。


最後までお読みくださりありがとうございます。

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