聴くときは表情にも気をつけて

前回の記事で
相手の言葉を丁寧に聴くことの大切さを
取り上げました。

すると、
ある社長が早速反応してくれました。

その社長は

「私なりに振り返って考えたのですが、
私は普段から相手が誰であれ
丁寧に聴くことを心掛けていますよ」

とおっしゃいました。


すぐに我が身を振り返ることができる
素晴らしい社長です。

でも、
少し気になることがあったので
次のように尋ねてみました。

「社長、最近嫌なことでもあったのですか？
社員からの相談や報告を聴いているとき
無表情だったりしかめっ面をされている
じゃないですか」

「えっ、そんなことないですよ。
いつも通りです」

「社長、それならご自分の表情に
もっと気を遣われた方がよいですよ。
社員はおそらく、社長は今日も機嫌が悪い　と
思っているはずですから」


責任の重い経営者やリーダーの方は
無意識で難しい表情をされていることが
多いです。

これは仕方ないですね。

でも、周りは
「社長は機嫌が悪い」
「きっと誰かがやらかしたんだ」
「気をつけた方がよいな」

なんて思ってしまうもの。


相手の話を聴くときは
相手の言葉を大切に扱うと同時に
ご自分の表情にも気をつけることを
オススメします。

ニコニコしろとまでは
言いませんが、

無表情やしかめっ面でなく
なるべく朗らかな表情
ときには笑顔
そして、
うなづきや相づちを丁寧に

を心掛けましょう。


それだけで
職場の雰囲気は変わるものですから。


最後までお読みくださりありがとうございます。