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組織が機能する役割分担とは?

経営者と話していて
リーダーへの不満について
よく話題にのぼることがあります。


「せっかく昇進させたのに
期待通りの動きをしてくれない」


というように
リーダーが期待通りに動かない
といった悩みです。


御社でも似たようなことは
ありませんか?



実は、この問題は・・


役職に任命すればよい

とか

期待を正しく伝えればよい

といった簡単なことでは
済まないのです。



私はクライアント企業で
次にようなアプローチを
試みています。


この問題を
個人の頑張りではなく

「組織の機能レベル」

として考えます。



具体的には

新たに管理者に任命したり
新たに組織を編成したり
したときに、

次のシンプルなフォーマットで
整理してもらうようにしているのです。


部署ごと、管理者ごとに
次の項目を具体化させます。


1.部署の事業の目的

部署のやっていることには、
必ず目的があります。
それは、
会社の事業目的と重なることもあれば、
さらにそれを細分化したものでもあります。


2.事業(業務)領域

それぞれ事業には守備範囲があります。
それを明確化します。


3.説明責任

経営に対して
状況を説明しなければならない
事項を明確にします。



具体的な例ですが、

ある会社で新規事業として
飲食部門を立ち上げました。

その事業責任者に
このフォーマットを作成してもらいました。


1,事業の目的
食を通して、お客様に幸せを届ける。

2.事業領域
飲食事業(店舗運営、商品開発)

3.説明責任(定性と定量)
(定性)どのような運営を行うか。
何を大切にし、どのような職場をつくるか。
お客様からにどのような価値を提供するか。

(定量)以下を数値化
年度、月次の予算、業績、
店舗運営(仕入、人材)



この例は、
新規事業として
既存事業から独立した形なので
整理しやすいところがありますが、

既存事業でも
このフォーマットにより
曖昧さを排除できます。



このフォーマットを活用することで

役職者としての動き
期待する成果

を具体的に共有することになり
冒頭の経営者の不満の対処にも
なると考えます。



簡単なフォーマットですから
活用してみてください。




最後までお読みくださりありがとうございます。

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