部下の成長を左右する上司の視点

前回の記事で
上司の時間管理において
部下に任せることの重要性に
ついて取り上げました。


「時間管理」について
議論したビジネスリーダーたちと
部下に仕事を任せた後どうするか？
について意見を交わしました。

そこで、あるリーダーから

「部下を褒めろと言われるのですが、
結果が出ていないから
褒めるところがないのですが・・」

と発言がありました。


裏付けの事実がないのに
言葉だけで褒めても無意味

褒めようとしても
褒めるところがわからない。


おそらく
同じように感じてしまう方は
多いのではないでしょうか。



別の勉強会で

「どういった時にモチベーションが上がるか？」

とアンケートを採ったところ


「結果を褒めてくれた」

に続いて多かったのが

「過程の努力を褒めてくれた」

でした。


このことから
上司が持つべき視点を考えると

結果を観ることは
言うまでもなく大事ですが

それと同じくらいに

過程の努力、陰の努力

さらには、
ちょっとした成長の跡

これらに着目することが
重要とわかります。


それには、
普段からの良好な関係
定期的な対話が不可欠。



議論に参加していた
ビジネスリーダーに対して
次のよう伝えその場を閉めました。


「部下に仕事を任せたら
結果だけでなく
部下の普段の様子をよく伺い

過程の努力や陰の努力、
ちょっとした変化や成長の跡

これらをめざとく見つけること。

そして、適時言葉にして
フィードバックすること。」



最後までお読みくださりありがとうございます。