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リーダー登用には見極めが必要

先日ある企業でリーダー研修を
行ったときのことです。

私はリーダー対象ということで
リーダーとしての心構えや大切なことを
準備して講義をしました。


でも

全く理解されない!
話しが合わない!


受講者からの言葉は・・

「そんなの無理でしょ」
「できれば苦労しない」
「やっても給料は変わらないのに」


私の心の中では
内容に問題があるのか。。
伝え方に問題があるのか。。
と悩みました。

それに加え

彼らは意識が低い。
能力が低い。

と受講側を責める気持ちにもなりました。


かなり悩んだ挙げ句に
あることに気づいたのです。


それは・・

「思考のレイヤー(階層)の違い」

だということ。


こちらの内容の問題でも
彼らの能力の問題でもなく、

レイヤー(階層)が違うことが主因


つまり、

社長は彼らにリーダーとしての
活躍を期待しているようですが、

実際のところは「ワーカー」


勤続が永いから
スキルが高いから
という理由から

社長は彼らにリーダーとしての
役割を期待するのは当然です。


しかし、

思考のレイヤー(階層)を上げることは
至難の業。

彼らは残念ながら
「ワーカーの思考」なのです。

だから、リーダーとしての内容が
全く理解できない。


でも、これってこの会社特有の
問題ではないと思います。


ここで提言したいのは、

次のような思考レイヤー(階層)の人を
リーダーにするのは注意が必要で
リーダーとして期待すると
裏切られる可能性が高いということ。


例えば・・

「そんなの無理」とすぐ言う。
自己正当化して非を認めることがない。
給料があがるか?とすぐに給料の話題を持ち出す。
自分の会社を「この会社は〜」と言う。
「〇〇ならやってもいいけど」と条件をつける。
自分は評価されていない。と被害者意識が強い。


でも、勘違いしてもらいたくないのは
このようなセリフを口にする人が
悪い人、害のある人というと
そういうわけではありません。

リーダーにはふさわしくないというだけ。

つまり、
彼らにふさわしい仕事を
してもらえばよいのです。

その見極めが大切ということです。


中小企業にとって最も「痛い」ことは
リーダーにしてはいけない人を
リーダーとして期待して裏切られること。

ワーカーなら、ワーカーとして
全力を尽くして会社に貢献してもらう。
それがお互いハッピーではないでしょうか。


少々乱暴な意見になってしまいましたが
悩んでいる経営者も多いと思ったので
お伝えしました。


最後までお読みくださりありがとうございます。

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