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雑費の中味で会社の質がわかる

今回も中小企業の「試算表」について触れたいと思います。

前回は、企業の質を判断する基準として
「試算表の仕上がりのスピード」
について述べました。


実は、さらにもう一つ着眼点があるのです。


それは、勘定科目「雑費」です。


会社によって,「雑費」の計上がとても多い会社と
ほとんど無い会社があるのです。

「雑費」という勘定科目を
使用することは間違ったことではありません。


しかし、「雑費」がとても多い会社は
要注意だと私は観ています。



「雑費」が多いということは

ただ経理の仕訳のレベルが低いということに止まらず、
会社経営においての「質の表れ」と言えるからです。



本来「雑費」の対象は他の勘定科目に仕訳られない
単発的な費用です。

それが多額ということは
「無計画」
「不明瞭」
「不勉強」 の表れ


多くのケースは
経理が不勉強のため本来は他の科目で仕分けるものを
「雑費」にしてしまっていますが、


酷い会社の場合は、

計画にない費用が頻発していたり
使途不明の買い物がやたら多い。

また、

経営者の個人使用と思える内容がやたら多い。



先に述べたように
この「雑費」に注目するだけでも
その会社の「質」が分かってしまうのです。


怖いです!



会社の「経営の質」を上げようと思うならば
「経理の質」を上げることは必須。

そのために
「雑費」の中味を精査することと、
なるべくなら「雑費」という科目は
使用されないことをお勧めします。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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