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年上部下との付き合い方

先日、研修会で女性リーダーから以下の相談を受けました。


「私の部署は女性だけの6名なのですが、
そのうち、4名が私より年上です。

その年上部下にはとても気を遣っていますが、
今ひとつ上手くいきません。どうしたらよいでしょうか?」


あなたならどのように考えますか?


多くのリーダー論やマネジメント論は
部下が年下という前提で語られています。

しかし、実際の現場では
相談された女性リーダーのように
自分よりも年上の部下を抱えてしまうことが少なくありません。

部下への対処の基本的なところは
年下でも年上でも同じだとは思うのですが、

やはり言葉遣いひとつとっても、すべて同様とはいきませんね。

やはり年上部下には色々と気を遣います。


相談された女性リーダーに詳しく話しを伺うと、


本人としても・・
部下からなめられてはいけない。
だから自分がしっかりしないと。。

という気持ちが強い一方で

年上部下は自分勝手だ。モチベーションが低い。

と思ってしまうそうです。



そこで私は、彼女に次のようなアドバイスをしました。


まず、

上司部下との関係の前に、人としての関係を築くこと。

そのためには、
「相手を年上として尊重する姿勢を崩さない」

丁寧な言葉遣い。きちんとした挨拶などはチキンとすること。


そして、ここが重要!

「上司のあなたから相談を持ちかけること」

業務上のことだけでなくプライベートなことまで。
(できれば個別に)

例えば

「今、こういう事で困っているのですが、どう思いますか?」と


最初は相手は警戒をするかもしれません。

でも、
こちらが真摯な態度で相談を持ちかけると
相談される方は悪い気はしません。

いつしか
「力になってあげよう」という気持ちになるものです。

このようなことが自然に行われるようになると
お互い仕事がしやすくなるものです。


この女性リーダーは良いイメージが浮かんだのか
笑顔で帰って行かれました。


今後は彼女の行動次第ですが、
きっと改善されることでしょう。


もし、身近に年上部下がいれば参考にしてください。



最後までお読みくださりありがとうございます。

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