専門性能力と人間性能力

前回の記事で「人間性は変えられるか？」
というテーマでお伝えしました。


すると、あるリーダーから次のように言われました。

『人間性を高めることも大事ですが
専門性能力を高めないとダメではないですか？』


確かに、仕事で成果を出す上で
専門性能力の発揮は不可欠です。

だから、専門性能力を磨くこともとっても大事。


実際にはどちらとも優劣をつけることは
意味があるとは思いません。


「専門性能力と人間性能力」

あえて違いと注意点を言います。


専門性能力は、限定性が高く
人間性能力は、普遍性が高い


つまり、専門性能力は発揮できる場面が限られる。

実際に、職場や担当が変わってしまえば
今までの能力が、そのまま発揮できるとは限りません。


一方、人間性能力はどんな場面、その職場、どの担当でも
同じように発揮することができる。


この違いをよく理解して
能力アップに励む必要があるのです。


残念ながら、

このことを知らなかったばかりに
バランスが崩れて

周りと良好な信頼関係が築けなかったり
部下から陰口を言われているケースをよく見ます。


私は研修で常々

「この2つの能力を足したときに部下に負けてはダメ」

と伝えています。


ぜひ、参考にして
ご自分と部下の能力アップに役立ててください。



最後までお読みくださりありがとうございます。