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上司の普通は部下の普通ではない

上司が抱える部下への不満として
次のようなことを耳にすることが多くあります。

例えば

上司が想定していたことをやっていない場合などで

『言われなくても普通ここまでやるでしょ!』

また、

効率の悪いと思えるやり方をしている場合などで

『普通はこうやるだろ。ちょっと考えればわかるよな』

さらに

指示を誤って解釈していると思える場合などで

『そういう意味じゃない!なんでわからないかな』



あなたも似たようなセリフを言ったり
同じような不満を持ったことってありませんか?


私も、事業会社にいるときは
同じようなことで部下を叱っていた記憶があります。

でも、いくら叱っても改善されないんですよね。。


何が原因なのか。

今の立場になってわかることがあるのでお伝えします。


上司の「普通」「当たり前」「常識」は
部下の「普通」「当たり前」「常識」と違うということです。


自分の「普通」「当たり前」と思うことは
他の人も「普通」「当たり前」と感じていると思い込むことを

『フォールス・コンセンサス効果』

といいます。


相手が、部下であれ、上司であれ
自分の「普通」「当たり前」「常識」とは違う「普通」「当たり前」「常識」を
持っているとキチンと認識するべきでしょう。

人の数だけ「普通」はあるのです。


だから、部下が上司の思ったように動かないことに

『あいつは、常識がない』とか
『普通に考えればわかるだろ』と

部下だけに原因を求めることは正しいことではありません。


まず、
指示を出す上司が気をつけるべきは

・指示の目的
・完了の定義
・期限、優先順位

を丁寧に示すことです。

一方、指示を受ける部下はこれらを理解できるまで質問すること。


このやり取りをお互いが意識して行うことで
先のような不満の種は解消されます。

ある意味では、指示をする側、受ける側の基本姿勢と
言ってもいいかもしれませんね。


参考にしてください。


最後までお読みくださりありがとうございます。
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