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上司の真意を具体化する

『上司の指示が具体性に欠けていて困っています。』

先日、あるリーダーとのセッション時に出てきた発言です。


さて、何が問題なのでしょうか?


指示が具体的でない上司が悪いのか。
指示を理解できない部下が悪いのか。

どちらも問題だとは思いますが、
今回、特に提言したいのは

「立場が上がれば上がるほど、その人の発言は抽象度が増す」

ということ


だから、

上司の指示が具体性に欠けていると感じるのは
その通りなのです。

しかし、

現場のメンバーへの指示は
具体的にしてあげなければ動けません。


このリーダーに私は次のように言いました。

『上司に指示を具体的にして欲しい。
とお願いすることもよいが、
あなたの重要な役割は、抽象的な上司の指示を
具体的にすることでもあるんだよ』


さらに続けて、

『人は、考えていることを全て言葉にするとは限らない。

だから、指示が抽象的と感じたならば、
質問をして指示内容を具体化することが大事なんだ。

例えば、

ゴールは何か?
最優先することは何か?
いつまでに行うべきか?

などなど、

状況に合わせて指示内容が
具体的にイメージできるまで質問して確認する。

そして、上司の真意を理解すること。

このような質問を効果的にできるリーダーは
部下からも上司からも信頼されるようになるから。』


このリーダーは、ハッと気づいた表情をして

『早速、やってみます』

といって上司の下へ向かいました。



もちろん、上司は上司で、
指示をする際は相手に合わせて具体度を上げる
意識が必要です。

しかし、

リーダーの成長を考えれば
解決を上司側に求めるより
自身の対応を変化させた方がよいのです。


参考にしていただければと思います。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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