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仕事ができない部下、仕事ができる部下

あなたの会社でも

同じミスを繰り返す。
仕事が遅い。

このような部下いますよね。

こんな部下に対して
どのような対応をされていますか?


私は振り返ると

同じミスを繰り返す。仕事が遅い部下には
かなり厳しく当たっていたと思います。

「何度言ったら分かるんだ!」
「同じミスを繰り返すのは、お前の意識が低いからだ!」
「もっと速くやれ!」

今の時代であれば、
パワハラになってしまうかもしれません。

このように厳しく当たった結果どうなったか。

ほとんどの部下は退職。
もしくは異動になりました。

それでも、私は反省するどころか
「あれでは余所に行っても通用しないよ」

と思っていた記憶があります。


今思えば、このような対応は
ハッキリ言ってダメ。論外です。



組織行動学者のデービット・コルブ博士は

成長が早い人と遅い人との違いは
「経験学習サイクル」を回すスピードと頻度にある 
と言っています。


経験学習サイクルとは

経験⇒内省⇒持論化⇒実践・試行⇒経験


経験をした後の
内省と持論化で大きく差がでるようなのです。


内省と持論化とは、

何かの経験したら
それがどうして上手くいったのか
どうして上手くいかなかったのかを振り返り

そのポイントを概念化して、他に応用する



確かに、

成長が早い人、仕事が出来る人は

どうしたら上手くいくのか
上手くいくためにはどうしたらよいか

を瞬時にイメージしていますね。


一方、

同じミスを繰り返す。仕事が遅い部下というのは、

振り返ることをせず、落ち込んだり、ついていないと思い

次は頑張ろうとか気をつけようと思うだけで、
結果、何も変わらず、同じことを繰り返す。


では、こんな部下にはどうしたらよいのでしょうか。


残念ながら、
部下に反省させたり、考えさせたりするだけでは
上手くいきません。


そもそも、自分ではできないのです。

だから、その都度上司が、

ミスが起きる過程。
ミスが生じる理由。
同じミスが起きない仕組み・方法。

これらを部下に問いかけて、具体化させることなんです。

放置しないで、アウトプットさせること。

これが大事です。


繰り返していくウチに
部下自身もコツを掴んだり、自信をつけたりして
行動と結果に変化が現れるはずです。


もし、あなたの近くに
同じミスを繰り返す。仕事が遅い。そんな部下がいたら、
参考にしてください。


最後までお読みくださりありがとうございます。
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