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学習性無力感をもたらす上司

あなたは部下に対して

自分の考えがない
言われたことしかやらない
向上心がない

こんな不満を感じたことはないですか?


これは、部下の能力の問題ではないかもしれません。

いつのまにか
上司であるあなたが部下に対して
「学習性無力感」をもたらしている可能性があるのです。


「学習性無力感」とは
努力をしても望む結果が得られない状況が続くと
何をしても無意味だと思い
不快な状態を脱する努力すらしなくなること


部下が「学習性無力感」に陥る際に
最も影響力を発揮するのが上司の接し方


例えば次のような上司の状況は要注意!

部下の話のレベルが低すぎて聴く気がしない。
部下の話を否定したくなる。
ダメなところが多すぎて褒める気がしない。
部下の仕事が待てない。自分がやった方が速い。
部下の仕事が稚拙でついつい口を挟む。
部下の失敗を許せない。

いかがでしょうか。

思い当たるところはありませんか?


上司は、部下の能力が足りないとばかりに
上記のような接し方をしてしまうのですが、

一方の部下にしてみると

自分の意見を聞いてもらえない。
「わかってないな!」と否定される。
何か質問すると「そんなこともわからないのか」と叱られる。
上司が優秀すぎて、何を言っても論破される。
自発的に行動したら「勝手なことをするな!」と叱られる。

その結果、
頑張ってやっても報われないなら
言われたことだけやろう と「学習性無力感」に陥るわけです。

非常に残念な展開です。


こんな残念な展開にならないためには
どうすればよいのでしょうか。

それは・・・

「成功体験」を積ませること


成長過程の部下であれば、大きな目標を掲げるよりも
ブレイクダウンさせた小目標を与える。

例えば、
行動の量や数を目標にさせる

定期的なレビューで、達成したら褒める。認める

これを繰り返すだけでも
部下は徐々に自信が持てるようになり
段々と大きな目標を目指すようになるでしょう。


『どうして部下を褒められないのか』の記事で取り上げた

デキていないところばかりでなくちょっとした成長の跡に注目する。

そして、それをフィードバックする。


これらを合わせて行うと効果的!


部下を成長させるときの大切なポイントだと思うので
ぜひ、取り入れてみてください。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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