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人材育成のどこが間違っているのか?

「力を入れて取り組まれていることは何ですか?」

と社長やリーダークラスに問うと

「人材育成です!」

と答えてくれることがとても多いです。


「会社の差は人材の差」

ですから当然と言えば当然ですね。


先日、
ある会社のリーダークラスとの
セッションの中で次の問いをしてみました。


「人材育成の成果はどこで測るか?」


あなたならどう思われますか?


リーダクラスのほぼ全員が
黙ってしまったので、
私は次の話しをしました。


「人材育成の主語は誰でしょうか?」


それは上司ですね。。


上司が部下を育成する
というのが「人材育成」


「一方、その成果は?」

主語は部下であり、
部下が成長したかどうかで測られるはず。


つまり、

育成のために上司がどんなに頑張っても
それは成果ではなく、

部下が成長しかたどうかにある。


言われてみれば当たり前のことですが、

それを理解していない
上司は少なくなく

人材育成は自分のミッションだ
とばかりに色々なことを部下にしますが、

思ったように部下に成長が
みえないと、

上司の私は一生懸命、育成に取り組んだのに、
成長しない部下が悪い。

と部下を問題視してしまう
ケースが後を絶ちません。


何かが間違っていますよね。。



育成は上司がすることですが、
その成果は部下の成長ですから

「部下が主役である」

という認識に改める必要があります。


そして、
人材育成と部下の成長に
大いなる影響を与える要素が2つあるのです。

それは・・・

「関係性」と「主体性」


「関係性」がなぜ重要かというと

「何を言うか」も大事だが
それ以上に「誰が言うか」がもっと大事だからです。

「主体性」は、
人材育成の主体は部下ですから、
部下に主体性を持たせなければなりません。


この2つの要素の重要性が
わかっていれば、

上司は、部下から信頼される存在で
あろうとしますし

部下のことをよく理解し
認めてあげるようになるでしょう。



上司のみなさんは
この2つの要素をよくよく理解して
人材育成に臨んでいただきたいと思います。

では、どうすれば、
信頼される上司になれるか?

どうすれば
部下に主体性を持たせられるのか?

これらは、また別の機会に
掘り下げたいと思っています。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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