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本気で身につけるコンセプチャルスキル

次はある会社のリーダーの発言です。

「社長の言っていることは抽象的で
よくわからないよ。
もっと具体的にいってくれなきゃ」

それを聞いて私は違和感を
覚えました。

きっとこのリーダーは
昔の私と同様にある思い違いを
しているのだろうと思ったのです。


私は若い時
目標設定の場面で上司から

「内容が抽象的すぎるよ」
「もっと具体的にしないとダメだな」

と注意されたことが多くありました。

そのためか

「具体的」が良くって
「抽象的」はダメ
と思い込んでいるところがありました。


しかし、
多くの経営者とお会いするようになり
この認識は大きく間違っていることに
気づきました。


立場が上になればなるほど、
その思考や発言は「抽象的」になる


経営者の役割は
目の前の問題を解決することではなく
未来を創ること。

未来は不確実な要素が多いから
当然、抽象的な表現になる。


一方で、行動計画は
具体的でなければ
何をしてよいかわからない。


ということは、

経営層は「抽象的」な思考だが
現場は「具体的」でなければ動けない


そこで、重要になるのは
その間を橋渡しするリーダーの役割です。


先ほどのリーダーに話しを戻すと

「社長の抽象的な話しを具体的に
していくのがあなたの仕事なんだ」

と、私は心の中で叫んでました。


また、
現場で起こる具体的な諸問題を
そのまま上に報告するのも考えもの


現場の具体的な諸問題は
その本質を抽出して抽象度を上げて
上に報告することが求められる。


つまり

リーダーに求めれる能力は

抽象から具体、具体から抽象

と思考すること


私は、この能力を
「コンセプチャルスキル」と呼びます。


本当に価値があるリーダーかどうかは
この「コンセプチャルスキル」
が発揮できるかどうかにある

と言ってもよいと思っています。



これは簡単なことではありませんが、

他の人との対話の中で
気をつけていると
そのポイントが見えてきます。


違いがわかるリーダーになるために
「コンセプチャルスキル」を磨きましょう。



最後までお読みくださりありがとうございます。
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