Infomation お知らせ

Infomation

HOME//お知らせ//なぜ部下の報告は信用できないのか?

ブログ

なぜ部下の報告は信用できないのか?

ある社長がおっしゃっていました。

「部下からの報告は半分しか
信用しないようにしている」と

詳しく話しを伺うと

部下からの「順調です」と言う報告を
聞いて任せておいたら

終わってみたら目標大幅未達!

それ以来、その社長は
「部下の報告は半分しか信用しない」
ようになったらしいのです。

こんなケースは御社でも目にしませんか?

なぜ、部下は安易に
「順調です」
「わかっています」
「大丈夫です」
などと口にするのでしょうか。

7,000名以上のビジネスリーダーと
研修やセッションでご一緒して
わかったのですが、

彼らは内心で

怒られたくない
認めてもらいたい
バカにみられたくない

そんな気持ちをもっているようなのです。

一方で、社長や上司は

「良い報告を聞きたい」
「安心したい」
「問題は嫌だ」

内心にこんな気持ちがあるように思えます。

私は次の提言をします。

「部下のマイナス情報こそ大事にしろ」

部下のポジティブな報告や情報は
嬉しいですし、安心します。

しかし、そこには
悪気がなくても
ある程度の「盛り」があると
思っておいた方がよいでしょう。

私はセッション中に

「次は〇〇のようなことを大事になるね」

といった提言をすることがありますが、
すると・・・

「わかっています」
「できています」

と即答する人が少なくありません。

「わかっている」「できている」
このセリフは要注意!

何も、こちらは

今のあなたはわかっていない
今のあなたはできていない

そんなことを言っているのではないです。

あくまでも
現在と「ゴールイメージ」とを比較して
この先の必要なこととして言っている

だから
「わかっている」「できている」と
簡単に即答するのは

今の自分だけをみて
「デキてる」と思ってしまう。

このような部下は
この先何かを変えよう、
チャレンジしよう とせず、

きっと、自己を肯定しながら
これまでと同じ事を続けるでしょう。

大切なことは・・・

未来志向で考えて
「何が出来ていないのか」
「何が足りないのか」にフォーカスした
マイナス情報に着目するべきで

そこにこそ課題の本質が
潜んでいることがあるのです。

マイナス情報を
どのように次の一手にしていくか

そこに知恵を絞る
それが成長の分かれ目になると言えますね。

今回は・・・

「部下のポジティブな情報に安心せず、
ネガティブな情報こそ大事にせよ」

このことを提言します。

最後までお読みくださりありがとうございます。
SHARE
シェアする
[addtoany]

ブログ一覧