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社員教育のどこが間違っているのか?

中小企業の経営者から
社員教育のことで頻繁に相談を受けます。

特に社員の問題として指摘されることは・・・

「何も考えずに仕事をしている」

「ベテランなのに昔と同じことしている」

つまり、
社員教育をしてきたが成果を感じない。
どのように対処したらこの問題を
克服できるのか?

そのような悩みのようです。

御社にも同じようなことが
起きているかもしれませんね。

早速私は当事者である社員の方と
セッションをするのですが、

そこで、ある課題について
気づいたのです。

セッションでは
仕事の状況や変化などについて
聞いたのちに次の質問をするのです。

「あなたの役割って何ですか?」

すると、沈黙の後に

「営業」「工事」「経理」・・・

多少気の利いた方でも

「営業で新規を採ること」

などと答える人が
後を絶たないのです。

それって、
役割ではなくて業務だよね!

業務はベテランでも新人でも
同じことがあります。

しかし、

役割は同じなわけがない。

つまり、

役割と業務の違いを理解してない
社員が少なくないのです。

経営者が期待をするのは
役割の果たしているかどうか
ですから

経営者からは

「彼は何も考えていない」

とか

「昔と同じことをつづけている」

と見えてしまうのでしょう。

今回は、
社員教育で成果を生むために
次のことを提言したいと思うのです。

いまこそ「役割は何か」

ひとり一人の「役割は何か」を
明確にしよう

ということです。

業務は日々行う仕事。
一方、役割は担う役目、責任、
そして、生み出す価値。

経営者は、特に中堅社員以上には
明確な「役割」を与えることを
お勧めします。

例えば、

営業であれば
新規契約を獲得することで
どんな価値を生んでもらいたいか

受注目標を達成することで
どんな影響をもたらしてほしいか

工事であれば
どんな現場管理をしてもらいたか
また、どんな指導をしてもらいたか

経理であれば
どれくらいの時間で、どれくらいの
レベルの仕事をしてもらいたか

などなど、個別面談でお互いに
明確にしてもらいたいのです。

これこそが社員教育の根幹となるところ

役割を明確にすることによって
社員教育の成果も仕事の成果も
さらに明確になっていきます。

役割が曖昧だから成果も曖昧

これを続けていては
社員も会社も成長するわけないですね。

だから

いまこそ「役割は何か」を考えましょう。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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