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最終的に社長と歯車を合わせられるかだ

「社長は現場を分かっていない」
「社長のやり方ではダメだ」
「この会社は変だ」

中小企業のベテラン社員の
気になる発言です。

何をやるにしても
社長や会社の批判や愚痴が出る

御社にもいませんか?
そんな社員・・・

仕事を任せられるようになると
自分の考えやこだわりが
出てくるのでしょう。

その分、
社長の考えと合わなかったり
するのでしょうね。

ただ、私が最も気に入らないのは
社長が下した最終判断に対して

いつまでも納得しなかったり
社長の悪口がつきなかったり
さらには、拒否をすることです。

あるとき私は、
そんな社員に尋ねてみました。

「あなたは、この先
独立しようとか、転職しようとか
考えたりしますか?」

すると

「考えないわけではないですが、
できれば今の仕事を続けたい」と

ちょっと待った!

ということは
今の状態を続けるということ?

このような社員に限って
決定的な思い違いをしているのです。

それは・・・

自分の思うように社長が変わることを
期待するのです。

残念ながら、
絶対にそのようにはなりません。

社員にとって都合よい社長になんて
誰がなるのでしょうか。

絶対にあり得ません。

さらに、

自分のことは棚に上げて
社長に完璧を求める

社長は、社員以上に悩み、
苦しんでいます。

「社長は社員のことをぜんぜんわかっていない」
という人がいますが、

社員は社長のことをどれだけ
わかっているのでしょうか。

社長だって人の子です。

自分に対して文句を言う社員は
面倒くさいです。

さらに、自分の気に入らない人を
雇い続ける義務なんてないのです。

最後の最後は
「嫌だったら辞めろ」と
中小の社長は言えてしまうのです。

最後のセリフを言われないから
調子に乗って批判をする

それって甘えているだけでしょ。

社長を批判しているベテラン社員に
強く言いたいです!

自分側からだけ考えるのではなく
社長側から自分たちを想像してみよ。

本当に信頼できる社員
任せて安心の社員になっているのか?

もし、そうでないとすると
あなたは何のために存在するのか?

自分の仕事、自分の会社に価値を
付けるのは自分自身です。

それは社長ではない。

本当に価値ある存在でありたいなら

「最終的には社長に歯車を合わせる」

と覚悟を決めることです。

その過程では、
意見を交わすことや選択肢を提示することは
どんどんするべきです。

しかし、決まったことは
納得しようと納得しまいが

「最終的には社長に歯車を合わせる」
と徹底する。

そして、

「自分は社長から信頼される存在、
任せて安心の存在になっているだろうか」

と自分に問いかけるのです。

厳しいようですが・・・

この覚悟ができないのであれば
ご自分の仕事観を見直した方がよいです。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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