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コミュニケーションビジネスしか生き残れない

「百貨店の売上が前年比17%減」
と新聞で報じられていました。

百貨店が斜陽と言われ久しいですが、
百貨店出身者の私にしてみると
かなり寂しい思いがあります。

そんななかで百貨店が復活しない
要因のひとつを垣間見た出来事が
ありました。

先日、妻と横浜駅の百貨店に
行ったときのことです。

他の買い物のついでに
薬も買おうと思い薬局を探したのですが、
わかりませんでした。

そこで、正面入り口近くの
インフォメーションまで行き
キレイな制服を着た係の女性に
尋ねました。

「薬局は何階ですか?」

すると

「薬局はありません。」

「・・・」

えっそれだけ?

彼女は決して間違った対応を
したわけではありません。

その店で扱いがないから
「ない」と言っただけです。

だから彼女は悪くはありません。

でも、その時、思いました。

この程度の対応が標準だから
百貨店がダメなんだろうなと。

どうして近隣の薬局を案内しないのか?

すぐに分からなくても
「お調べしましょう」と
言えないのか?

これレベルであれば
あなたはいらないでしょ。

ネット通販が出現してから
リアル店舗で買い物する機会は
減っています。

でも、その日もその百貨店は
結構賑わっていました。

つまり、ネットで買えても
リアルな場、現物、
人による接客は求められています。

だからこの先も
無くならないと思うのです。

なぜかと言えば
「コミュニケーションビジネス」だからです。

今後生き残るビジネスは

「コミュニケーションビジネス」と
「エンターテイメントビジネス」だけ
だとも言われています。

百貨店は正にその両面を
持っているはずなのに

肝心な
「コミュニケーションビジネス」を
雑にやっているのではないか。

そんな風に思ってしまいました。

客の希望に添うのは当たり前

客の想像を超える
時には客本人ですら
気がついていないニーズを
引き出す

それが
「コミュニケーションビジネス」の
メインストリーム

今となっては
百貨店がどうなろうと
私には直接関係ありませんが、

やはり、
私の人生の一部ですので、
生き残る存在であってもらいたい。

と切に思う出来事でした。。。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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