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リーダーは全幅の信頼を得ること

 

ある企業のメンバーとのグループセッションで
次のような問いかけをしました。

「あなたは上司からどんなことを期待されていますか?」

すると、

「よくわからない」

「予算を達成すること」

「部下の育成でしょうか」

こんな感じでした。

 

共通していたのは
「期待されていることなんて聞いたことがない」
という表情でした。

さらに、

「あなたは上司をリスペクトしていますか?」

全員が下を向いて沈黙し
回答に困ってしまいました。

休憩時間に仲のよいメンバーから
「本音で言えば・・・A部長は嫌いではないけど
リスペクトの対象ではないです」

と告げられました。

恐らく過去からの様々な出来事やしがらみで
出来上がった関係性なのでしょうね。

このメンバーの気持ちも分かりますが
上司のA部長の苦労も察します。

彼らの組織の「チーム力」を考えると、
かなり低いことが想定されます。

何が問題なのでしょうか?

会社の仕事は
メンバが一人で完結することよりも
チームで対応することがほとんどです。

つまり、組織が目標達成しようと思えば
組織の「チーム力」を上げることが
必須と言えます。

そのためには、上長が本当の意味で
チームリーダーとして機能するかが
問われます。

 

「昇進は上司から認められてなされるが、
本当のリーダーになるかは、部下に認められるかどうかである」

 

まず、チーム力が発揮される組織は
リーダーがメンバーから全幅の信頼を得ています。

 

全幅の信頼を得るには

メンバーに
「仕事上での自分への期待」と
「仕事で毎日、自分の強みを発揮するチャンスがある」
と感じさせることです。

これらはとても重要で、
メンバーの仕事に対するモチベーションを高め
パフォーマンスに良い影響を与えます。

リーダーはメンバーひとり一人のことを
理解しようと努め、強みと長所を掴み
仕事上で期待することと合わせて
きちんと伝えること。

そして、一方的な業務指示だけでなく
定期的な対話の場を設けること。

対話の場では次の2つの問いかけをしましょう。

「あたなの今週の優先業務は何ですか?」
「私に手助けできることはありますか?」

このような関係を築かない限り、
リーダーは絶対にメンバーから全幅の信頼を
得ることはできません。

もし、部署のメンバーのパフォーマンスをもっとあげたい。
メンバーと目標をしっかり共有したい

と思うことがあれば、

まずは、リーダー自身がメンバーから
全幅の信頼を得られる行動をできているか
見直してみましょう。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。
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