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言葉が足りていません

クライアント上司の人から

「部下の理解力が低い」

とか

「部下は全然分かってない」

というような不満をよく聞きます。

私にも経験があり
その気持ちはよく分かります。

「〜のようにやってくれと言ったよな」
「こちらも忙しいから何度も言わせるなよ」
「分からないことがあったら聞いてくれ」

こんな台詞を言ってしまったことが
あるのではないでしょうか。

このような状況を見ていて
常々気になっていることがあるのです。

それは・・・

「言葉が不足しているな」

ということです。

つまり、
発言者(この場合は上司)は
自分の伝えたいことを発するわけですが、

自分は分かっていることが、
相手(この場合部下)も同じように
分かっているとは限らないのです。

特に、上司と部下の間で
足りていないと感じる言葉が
次に関することです。

1.何のために?(目的)
2.何を実現したいのか?(ゴールイメージ)
3.気をつけることは何か?(懸念事項)

上記3つの言葉が含まれていないと
上司から部下への発言は
単なる作業指示レベルどまり

部下は、自分なりに目的やゴールイメージを
考えて行動しても
それは上司が本来期待した通りには
なかなかならないのが現実です。

だから、

冒頭紹介したような上司の不満の言葉に
つながってしまうのです。

間違っても・・・

「言わなくてもわかっているだろう」
「何度も同じ事を言わせるな」
「わからないことは聞いてくれ」

この言葉は避けましょう。

1.何のために?(目的)
2.何を実現したいのか?(ゴールイメージ)
3.気をつけることは何か?(懸念事項)

これまでも、これらの言葉を
全く言っていないというのは
ないと思います。

だとしても何度でも
言葉として伝えることが肝心です。

そのことで、部下にしてみると、
上司の考えや、意図することへの
理解がより深まっていくのです。

「言葉が足りない」のは、
チームのコミュニケーションにおいて致命的

言葉の受取手の不理解を責める前に
発言者の言葉の不足を解消することです。

最後までお読みくださりありがとうございます。
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